iStudy Enterprise Server 導入事例

三井住友建設 様

~ 人材育成と 社内資産(自社コンテンツ)の有効活用~

毎年、技術部門では、各部署のノウハウをまとめた発表会が行われ、コンテンツが作成される。
その「社内資産(自社コンテンツ)の有効活用」と「将来性」を踏まえ「iStudy Enterprise Server」を導入。同時に、一元管理システムを利用し、部署ごとに教育コンテンツの管理人を決め、社員教育を進めていくという。

三井住友建設 君島様
IT戦略室長
君島氏

各部署からあがったeラーニング要望の声。
自社独自のビデオ教材の有効活用も考慮し、導入を決定。


■「iStudy Enterprise Server(以下ies)」導入のきっかけ
人事部、総務部や建築工事管理部、IT戦略室など各部署から、eラーニングを導入したいという要望がありました。そこで、社内の「平成20年度情報化計画」の中で事業計画として、全社へのeラーニングの導入が決まりました。
システムを選定する際、導入への必要事項としてポイントをしぼりました。

それが
「教育コンテンツを自社サーバに収納し、本支店、作業所、営業所のどこでもユーザが都合の良い時間に学習できること」
「受講状況を確認できること」
「自社で教育コンテンツを作成する機能があること」
の3つです。

とくに、「自社コンテンツの作成」という点は、重要項目でした。というのも、弊社の技術部門において「技術継承」は重要な課題のひとつです。実は以前から、年に1回の「技術発表会」や全支店を巡回する「技術セミナー」など、各部門から最新の技術、建設時の工夫や問題点といった自社のノウハウを共有するためのイベントを開催しております。「技術発表会」は土木、建築それぞれで開催され、作業所や各部署の担当者が、PowerPoint資料を使い、決められた時間でプレゼンを行います。
来場できない社員もテレビ会議で参加するほどの規模です。そして、その内容を「EZプレゼンテーター」というソフトウエアを利用して、ビデオコンテンツを作成、イントラサーバに収納し、社内サーバ上で閲覧できるようにしていました。

毎年、発表会が終了した時点で、20以上のコンテンツが出来あがります。「技術セミナー」やその他の社内教育についても同様にビデオコンテンツに残しているため2008年時点、建築部門だけでも、累計300近いオリジナルコンテンツがあるのです。

■会社の資産となるコンテンツ。それらをどう社内で共有し「技術継承」していくかが課題
この当社独自のコンテンツをどのように生かすか、が重要な点でもありました。その一方、これらのコンテンツがきちんと閲覧されているか、という疑問もありました。そこで、2007年に建築部門の社内SEが、簡単なものながらシステム開発し、コンテンツ閲覧をログイン制にして記録が残るようにしたところ、その有効性が確認できました。 その結果をふまえ、本格的に履歴や進捗が管理できるシステムを導入しようという流れが出きました。
また、総務部は「コンプライアンスの研修を行いたい」、BCPプロジェクト担当者からは「BCPの社内教育に利用したい」と、あちらこちから声が上がりました。これらの教育は受講したかどうかを確認することが重要で「記録の残るシステム」がポイントとなりました。


7社の中から、最終的に「iES」を選択。 導入の決め手は、コストよりも「豊富な機能」と「将来性」

■「iStudy Enterprise Server(以下ies)」導入の決め手

まずは、6社の製品を検証しました。各製品について
「操作が分かりやすく配信がスムーズか」
「簡単にeラーニングコンテンツ(教材)作成が可能か」
「集合教育も含め、ユーザの教育管理記録ができるか」
「初期費用、運用費用は適切か」
などをチェック項目に選定を進めた結果、「iES」ともう1社の2製品に絞りました。
テスト利用を重ね検討しました。比べると、一方の製品は、コンテンツを途中でストップし、次回は続きからということができず、「iES」は止めたところから再開できる、といった長所が見えてきました。
また、最も驚いたのは、音声合成技術です。デモで聞いたとき、パワーポイントのノート欄の文字が自動的に音声に変換され、とても自然な発音の音声でしたので、これも大きな魅力でした。
実は、コストの面を考えるともう1社の製品の方が有利でした。また、その製品を同業他社も利用していたという実績もあり、悩みどころだった、というのは事実です。
それでも、重要コンテンツである、建築部門の「EZプレゼンテーター」ファイルの利用を考えたとき、「iStudy Creator NX」であれば、eラーニングとして管理できる形に変換して利用できる、ということが大きなアドバンテージとなりました。
いろいろと協議を重ねた結果、コストを考慮しても、「社内資産(自社コンテンツ)の有効活用」と「将来性」を踏まえ「iES」の導入を決定しました。

■今後の活用展望と現時点の感想
現在、「EZプレゼンテーター」のデータを「iStudy Creator NX」を使い、「iES」用にコンバートしています。そして今後は、「技術発表会」の資料をすべて「iES」でeラーニングコンテンツとして保存し、社内の共有資産として活用したいと思います。また、人 事部では、人事システムと「iES」をリンクさせ、社員情報を共有し、効率的に管理していく予定です。
また、各部署ごとに教育コンテンツの管理人を決めて、社員教育を進めていきます。
やはり、新技術の発展も大事ですが、社員の年代、役職に応じた階層別教育も重要です。それらも「iES」で一元管理していく予定です。

ユーザが教育を受けるシステムとしては、非常によく練られていると思います。本格的な利用はこれからですが、自動配信メールシステムなど、有効に使えるのではと期待しています。
システムの拡張など柔軟に対応できるようになっていますし、将来的にも期待しています。
 

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